ご担当者様 |
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2021年7月20日
報道関係者各位 |
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公益社団法人門真市シルバー人材センター設立40周年記念 門真フィルムコミッションが市民参加型の新作長編映画を発表 |
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公益社団法人門真市シルバー人材センターの設立40周年を記念して製作される市民参加型の長編オリジナル映画を門真フィルムコミッションが企画制作し、奈須
崇が脚本・監督した映画「門真市ゾンビ人材センター」を、2021年8月13日(金)に門真市民文化会館ルミエールホールの大ホールにて世界初上映します。 2020年より「夏のゾンビメイク教室」と「秋のゾンビメイク教室」を展開してきた集大成となる同映画。手掛けたのは、脚本のない即興での演出手法を関西の舞台で用いてきた奈須
崇監督(門真フィルムコミッション理事長)が率いる門真フィルムコミッションです。2017年に愛媛県今治市の後援で製作された同じく市民参加型の即興短編映画「名刀、愛媛新聞にて候!」などで培ってきた、「即興撮影」という独自の手法を得意とし、その日ゾンビメイクの体験教室に集まった市民を全員映画に出演させるというスタイルで撮影されました。 奈須監督は「ゾンビメイク教室の日程は何カ月も前から決まっている。その日集まった市民はその日の撮影で全員映画に出ていただくというのが前提でしたから、出演していただく機会はまさに一期一会。その日を逃せばその方々は出演できなくなってしまいます。当日予約なく飛び入りでご参加される方々も全員分け隔てなく受け入れるため、当日にならないと出演者が何名なのか分かりません。その日の天候が晴れなのか雨なのかも分からない中で、たとえ入念に脚本を執筆して撮影計画を立てたとしても、決してその通りにはいかず当日撮影場所近辺で予測外のことが起きれば撮影が滞ってしまいます。ならばいっその事、一切脚本を用意することなく、集まった人たちで良いと思えるシーンをその場で考えて次々と撮影していくほうが、誰一人取り残さないというSDGs(持続可能な開発目標)の理念に叶う。実はこの映画の企画段階でシルバー人材センターさんの事務局長の和多さんと副理事長の大宮さんから、SDGsをテーマにしてもらいたいという条件が提示されていたんです。我々の団体も府下唯一の国際映画祭である「門真国際映画祭」を主催していたりしますから、我々の公式サイトには「特定非営利活動法人
門真フィルムコミッションはSDGsを支援しています」と書いてあるくらいなんです。でも撮影する映画はゾンビなんですね。日本でゾンビブームが起きたのが40年前で、門真市シルバー人材センターさんと同い年だという理由で、ゾンビを提案したのは私なんですけど、それにしても世のため平和のためというSDGsの立派な目標とゾンビはなかなかに相性が悪い。SDGsの17の目標のあとに『ゾンビ』と書き足してみたりしたんです。『貧困をなくそう』とゾンビ。『すべての人に健康と福祉を』とゾンビ。『ジェンダー平等を実現しよう』とゾンビ。おそらくSDGsとゾンビの組み合わせを考えた人として私は世界一だろうなという自負があります。ものすごく考えました。それで到達したのが『誰一人取り残さない』です。これはSDGs全体としての理念として掲げられている言葉です。ゾンビの世界で誰一人取り残さない物語を描こうという方向性が決まってからは迷うことなく突き進みました。映画の中には1,100人のゾンビが出演している圧巻のシーンなんかもあって、物語の中でも撮影現場でも誰一人取り残しませんでした。門真市シルバー人材センターさんは門真市を活性化させる存在として無くてはならない団体なんです。町を盛り上げるためのイベントに社会福祉にお仕事にとご活躍は多岐にわたる。それも40年間です。地域貢献の大先輩の周年記念ですからこの映画の誕生に向けて全力で取り組むことができるのは、私としてもたいへん光栄なことです」と終始笑顔で話していました。 映画「門真市ゾンビ人材センター」の上映会は当初2021年の6月に予定されていましたが、緊急事態宣言の影響もあって延期となりました。関係者試写会でこの映画を観たシルバー人材センターの方々は大絶賛で、せっかくだからただの上映会ではなくお祭りにしようということで8月13日はルミエールホールと近隣の公園を会場に「シルバー夏フェス」が開催されます。ファッションショーや、琉球エイサー踊り、よさこいソーラン踊り、フラダンスといった催し物が予定されています。 自分たちが作った映画の上映会を夏フェスにまでしてくれた気持ちに呼応して、門真フィルムコミッションはシルバー夏フェスの中の催しのひとつとして「門真怪談フェス」をルミエール大ホールにて開催します。フェスティバルの中でフェスティバルをするのですからお祭りの中のお祭りといったところでしょうか。気持ちと気持ちが共鳴して町がより一層盛り上がる。「門真怪談フェス」は実話怪談に朗読怪談、小説家が書き下ろした新作怪談など、様々な怖い話芸が楽しめるイベントとなっています。 映画「門真市ゾンビ人材センター」の上映は13時からと19時からの2回。門真怪談フェスは18時から開催されます。 また、この映画の上映前にコマーシャルを無償で上映するという「上映前CM無料キャンペーン」も開催中。シルバー夏フェスの大きなスクリーンに企業や店舗のコマーシャルから恋人募集中や家族への感謝の気持ちを伝える個人のコマーシャルまで広く公募しています。 【あらすじ】
天体観測が大好きな大崎裕也とその息子蓮太郎は、夏休みの宿題として望遠鏡で満点の星空を眺めている。突然ゾンビに襲われる。父とはぐれてしまい無数のゾンビに追われて町を走る蓮太郎。いったいなぜ町がゾンビであふれているのか。父との会話の断片を辿りながら、蓮太郎は再び父に会えるのか。 ――夏の大三角形ってな。目が慣れてないと見つけられへんねん。でもな。必ずあるねん。 ゆっくり、ゆっくり探すねん。そしたら絶対に見つかる。だから諦めたらあかん。 【制作-Production Team-】
キャスト Cast
門真市シルバー人材センターの皆様 KADOMA
CITY SILVER HUMAN RESOURCES CENTER 門真を愛する市民 KADOMA
LOVERS ゾンビを愛する市民 ZOMBIES
LOVERS
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《本件に関するお問い合わせ先》 特定非営利活動法人 門真フィルムコミッション 〒571-0037 大阪府門真市ひえ島町32番8号 Mail:info@kadoma-film.com
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プレスリリース画像 |
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センター前の4人のゾンビ -映画本編より- |
千人ゾンビ -映画本編より- |
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走る大崎蓮太郎役の林映登 -映画本編より- |
ルミエール大ホール客席 -映画本編より- |
撮影前ゾンビメイクの様子 |
撮影前ゾンビメイクの様子 |
ゾンビに捕まる蓮太郎 -映画本編より- |
大崎裕也役の渡部洋 -映画本編より- |
添付動画 |
映画『門真市ゾンビ人材センター』予告 ファーストトレーラー https://youtu.be/Xe7Dk2bTzfI |
掲載URL |
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