特定非営利活動法人 門真フィルムコミッションは23人の理事と、3人の顧問で運営されています。

2019年3月12日現在

奈須 崇(なす・たかし)

理事長

 

1973年 大阪生まれ 。小説家、脚本家、プロデューサー、俳優、DIY研究家、コラムニスト、映画監督。1998年、劇団「スクエア」に入団。2002年日本インターネット演劇大賞優秀新人賞を受賞。2005年、釜山国際演劇祭に日本代表として招致される。第8回コメリDIYコンテスト(2011)では過去最多となる309作品の中からリフォーム・リサイクル部門にてグランプリを受賞。上方スピリッツ(2015、kinobooksキノブックス)で小説家デビュー。2016年、ロケ撮影の支援団体を創設。2017年、特定非営利活動法人門真フィルムコミッションの理事長に就任。地域振興として3本の長編映画と3本の短編映画を制作。バリ日本文化協会より文化功労賞を受賞。政府後援の民間表彰制度「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」において政策奨励賞を受賞。人でありながら門真市の名品となる。

 

 

水野いくよ(みずの・いくよ) 理事

 

1969年 奈良県生まれ。役者、パフォーマー、演劇講師、元幼児体育指導員。1992年劇団東京キッドブラザース研究生として芝居を始める。後年ミクル劇団(現ミクルミュージカルカンパニー)に所属。活動の場を大阪に移し、前述劇団退団後も関西小劇場界を中心に活躍。財団法人大阪21世紀協会が主催する御堂筋パレードや、脚本を平田オリザ氏、東京国際映画祭などで受賞歴のある深田晃司氏が映画監督を務める枚方シティプロモーションビデオなどにも出演。幼児から青年まで幅広い年齢層への演技指導を得意とし、声優専門学校のダンス講師時には振り付けから発表会の構成までを担うなど経験も豊富。

 

 

二階堂弘美(にかいどう・ひろみ) 理事

 

1971年生まれ。ダンサー、パフォーマー、ミュージカル俳優。20代からダンスに傾向。2012年に全米ヨガアライアンスRYT 200を修得。ヨガ講師として活動。2014年京都音楽劇団入団。2016年、朗読劇公演を主催。またミュージカル劇団team☆colorsを設立、主宰として様々な公演を開催。俳優としての出演も多く、ミュージカルを中心に、「美女と野獣」(2015)のコグスワース役、座☆central river企画「忘却~忘れゆく者たちへ」(2015)の冴子役(主演)、「プリンセス物語~アフタープリンセス~」のシンデレラ役、2017年「君は良い人チャーリーブラウン」のチャーリーブラウン役を務める。2018年、脚本・演出「夢の居た場所」を公演。

合屋正虎(ごうや・まさとら) 副理事長

 

1975年マレーシア生まれ、神戸育ち、NY 在住。作曲家。2000 年京都大学総合人間学部卒業。2004 年に甲陽音楽学院を卒業後渡米、音楽修士(2007)及び音楽博士(2016)。SUNYパーチェスカレッジ、NJCU等で教鞭を執り、現在ファイブタウンズカレッジ講師。歌や舞台の経験を活かし、音楽に演劇性、空間性、叙情性を取り入れた作風が注目され、アメリカンコンポーザーズフォーラムより「異文化の交差点に佇む作曲家」と評され新人作曲家助成賞(2012)を受賞。初作品集「Dream of Sailing」(2015)をRavello Records より発表。ASCAPプラス賞(2016)受賞。個性的な音楽性は一風変わった編成の室内楽アンサンブルや伝統楽器奏者、さらに映像作家からも注目され、作品はこれまでにアメリカと日本のみな らず、ドイツ、ネパール、南米諸国などで演奏されている。

 

 

小嶋 享(おじま・あきら) 理事

 

1966年兵庫県西宮市生まれ。ライター、カメラマン。1985年から2010年までの25年間を大阪市役所で勤務。退職後、ライターとして総合情報ニュースサイト「マイナビニュース」で鉄道関係の連載を持ち、不動産関係と自動車関係のコラムを持つ。関西大学二部文学部哲学科卒。小型船舶一級、電話級アマチュア無線技師、二級海上特殊無線技士、イタリア製レーシングキャブレター最高峰と言われる「デロルト・キャブレター」の販売代理店を営むなど多才。門真フィルムコミッション番組企画部長。門真国際映画祭公式カメラマン。

 

 

武信貴行(たけのぶ・たかゆき) 理事

 

1970年 神戸市生まれ。オンライン観劇サービス「観劇三昧」所属。3歳の時「モスラ」で映画に出会う。1986年兵庫高校映画研究部に所属。制作した8㎜短編映画が伊丹映画祭グリーンリボン賞(1986)に入選。大阪大学入学時にも映画研究部に所属。夕張国際映画祭のオフシアター部門グランプリ大会(1997)に監督作が入選。日本芸術センター映像グランプリでは撮影監督を務めた作品が入選するなど、入選歴多数。1998年舞台映像家としても活動を開始。文化庁芸術祭参加作品・玉造小劇店、宝塚歌劇団、劇団壱劇屋など800本を超える舞台映像作品を作成。舞台映像放送番組『SP水曜劇場』を主宰し、約200回の放送を行い、延べ12万人の視聴者に舞台映像を届けている。2018年、應典院コミュニティーシネマ座長に就任。

河野 洋(こうの・ひろし) 顧問

 

名古屋市生まれ。12歳でロックに目覚め、ギター、バンド活動を始める。1989年米国横断、欧州縦断のひとり旅の後、1992年ニューヨークに移住。音楽活動を継続した後、2003年レコード会社、Mar Creation, Inc.を設立。Mar Project名義でソロアルバムをリリース。現在、植村花菜などのアーティスト・マネジメントや、様々なライブ・イベントの企画、運営、コーディネイト、音楽、映像制作など文化、芸術、エンターテイメントに関連するサービスを提供すると共に映画祭「NY Japan CineFest」(2012年設立)、音楽イベント「j-Summit New York」などを運営、プロデュース。その他にも、エイズ、311震災後の日本復興に関わるチャリティイベント、平和、社会、環境などをテーマにしたプロジェクトにも積極的に取組んでいる。

 

 

永山玳潤(ながやま・たいじゅん) 理事

 

1971年 大阪生まれ。書道家。伝統的かつ独創的な書で日本を代表する様々な題字を手掛ける。1995年全日本教育書道院教師免許と雅号【玳潤】(たいじゅん)を取得。2006年、宮下寛昇氏に師事。人気ロックバンドのロゴからJRA有馬記念まで、揮毫の依頼は多岐にわたる。白鶴酒造株式会社TVCMなどでも書を担当。作品はルーブル美術館、京都法然院、全日空ホテル大阪、梅田スカイビル、福井県護国神社などで飾られている。ライブ書道パフォーマンスにも定評があり、2016年JRAジャパンカップ、ユメハネフェス2018、門真国祭映画祭2018といったイベントのオープニングアクトを飾る。

 

 

川口新五(かわぐち・しんご)  理事

 

1973年大阪生まれ 。俳優。厚生労働省が特定疾患に認定した指定難病で、10万人に数人という割合で発症する難病「多発性硬化症」を患っている。発症の原因が解明されていない病で、ほとんどの患者は進行と回復を繰り返す二次進行性の症状を呈する。多発性硬化症は脳や脊髄、視神経に病巣ができ、様々な症状が現れるようになるその病気の中でも、更に数百人に1人と言われている症状を抱えている。日本には約15,000人の多発性硬化症患者がおり、その希望となり、光となれるよう、闘病生活をしながら、舞台、映像、朗読など多岐に渡って俳優業を営む。出演歴:ジョン・ウー監督『マンハント』、北野武監督『アウトレイジ最終章』、NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」、テレビCM「海遊館」など多数。

小宮さえこ(こみや・さえこ) 理事

 

1980年 大阪生まれ。イラストレーター。子どもアート教室 PICARO 代表。童画・キャラクターデザイン。誰からも愛される温かみと茶目っ気のある作風で、広告・CDジャケット・ 舞台宣伝美術・ロゴデザイン・雑貨デザイン・ライブペインティングなど活動は多岐にわたる。和泉・久保惣ミュージアムタウン(2017)、門真国際映画祭(2018)、いずみの国納涼花火大会(2018)などでデザインを担当。堺音楽祭りSOIYA SAKAI(2017)や、和泉久保惣アート祭(2017)といった地域を代表するようなイベントなどでライブペインティングを披露。好評を博す。またイベンターとしての手腕にも長けており、「子どもアート教室PICAROと小宮さえこ合同展」などを主催(2016-2018)前年比2倍以上の伸び率で観客動員数の記録を更新。2019年、パブリックアートクリエイション「ART GASH」の30人のクリエイターのメンバーに抜擢される。

 

林 知明(はやし・ともあき) 理事

 

1979年 大阪生まれ。映像監督、カメラマン。2000年ビジュアルアーツ専門学校大阪放送映画学科卒業。同年、(有)映像アラキにて映像の現場に携わる。大阪の繁華街、新世界における100周年事業映「SHINSEKAI~あなたの愛を見つける街~」(2011)を監督、劇場公開。2012年に独立。短編映画「way」(2016)が第一回やお80”映画祭にて入選。最優秀俳優賞を受賞。門真フィルムコミッションの「理事だけで映画をつくる企画」において監督を務めた短編映画「クローゼットの赤」が第8回米子3分映画宴に全国公募の中から入選。

 

 

徳丸新作(とくまる・しんさく) 理事

 

1967年 大阪生まれ。奈良市在住。歴史学/宗教学(博士号取得)。ラジオパーソナリティ・俳優・殺陣師・怪談師。奈良、京都、大阪、和歌山、兵庫の5都市で放送されるラジオ番組のメインパーソナリティとして14放送局33番組を担当。俳優として五社英雄監督「極道の妻たち」、斎藤光正監督「戦国自衛隊」、本広克行監督「踊る大捜査線」など出演作多数。また殺陣師としてもパフォーマンスの依頼が各地よりあり、「第12回日中友好フェスティバル」、「国賓オマーン皇太子殿下皇居歓迎レセプション」、「インドネシアユドヨノ大統領御前」、「平安神宮日本伝承文化奉納会」、「スイス癌学会国際京都会議」、平城京遷都1300年祭メインステージ」など多数。バリ島直輸入の雑貨店「アジアンショップ ムタサン」のオーナー。インドネシア国文化副大臣より芸術栄誉賞を受賞。稲川淳二怪談グランプリ第3位に入賞。

金哲義(きむ・ちょり) 理事

 

1971年7月1日 大阪生まれ。作家、演出家、俳優。1993年、京都芸術短期大学(現・京都造形芸術大学)OBを中心に「劇団メイ」結成。以後、大阪を中心に公演を続ける。2002年、名称を「May」と改め、演劇以外の活動も行う。殆どの作品の脚本・演出を手がけ、近年は己のルーツ「在日」を作品内に全面的に打ち出し、在日・日本人の区別なく好評を得ている。重度障害者や登校拒否児童たちの心の解放のための演劇指導の経験もあり。中学生や高校生に演劇を教えている。2007年より、東京・新宿タイニイアリス主催の「アリスフェスティバル」に参加。「風の市」(2007年度参加作品)「夜にだって月はあるから」(2009年度参加作品)の2作品がそれぞれAlice賞を受賞。2010年8月、May’s rearview vol.3 マダン劇「碧に咲く母の花」を、unit航路-ハンロ-名義で韓国・済州島にて公演。2011年3月、日本演出者協会主催・若手演出家コンクール2010にて、金哲義が最優秀賞及び観客賞を受賞。同年9月、應典院舞台芸術祭space×drama2011にて、優秀劇団に選出。

 

 

吉村昌晃(よしむら・まさあき) 理事

 

1955年、奈良県生まれ。合同会社 翔エンターティメント代表・ゼネラルプロデューサー。関西学院大学在学中に学生企業「あどばた企画」を立ち上げ、広告代理店から広告デザイン業務を請け負う。大学在学中にコピーライターとして広告代理店の契約社員となる。大学卒業後、グルメ雑誌、旅行雑誌のライター、番組構成、脚本家、演出家、イベントプランナーとして活動。1987年、日本ホテル業界の大ヒットイベント「ミステリーナイト」を企画・制作し、以来日本各地のホテル、テーマパーク、海外観光地、など、様々な場所で開催。「観客参加型演劇」というこれまでにない演劇ジャンルを確立。2002年、吉本興業勤務時代に演劇集団よしもとブロードキャストショウを旗揚げ。演芸作家としても多数の芸人に脚本を提供。吉本興業退社後、エンタメの世界で培った40年近くの経験やノウハウを活かし、様々なエンターテインメントをプロデュース。よみうりユーモア広告賞、ABCラジオCMグランプリ、電通賞、日本イベント大賞(1989年 ミステリーナイトにて)、日本イベント大賞(1992年 ウエディングドラマ 結婚狂騒曲にて)などを受賞。

渡部 洋(わたべ・ひろし)  理事

 

1973年、大阪生まれ。俳優・声優・モデル。

声優として海外映画の吹替えを中心に活動。専門学校の声優科講師を勤める。映画・ドラマ・TVCMなど活躍のさなか、脳梗塞で入院、所属事務所を退所しフリーとなる。講師業として劇団の演技指導などを担当。日本語版吹替え:クァク・ジェヨン監督「更年期的な彼女」、海外ドラマ「ロズウェル」、ジャッキーチェン主演映画「メダリオン」。ラジオCM:「ヒガシマルうどんスープ」。TVCM:「山善」、「福屋工務店」、「信和グループ」。出演:原田眞人監督「日本のいちばん長い日」、テレビ東京新春ワイド時代劇「忠臣蔵~その義その愛~」、テレビ朝日/松竹共同製作テレビ時代劇「必殺!仕事人2012」。舞台:いのうえひでのり演出「天保十二年のシェイクスピア」(赤坂ACTシアター)など多数。門真フィルムコミッション公式キャラクター「ギョザ太郎」の声優を担当。

 

 

小勝朝美(こかつ・あさみ)  理事

 

神奈川県生まれ。俳優・声優・司会・MC・モデル・クラウン・漫才師・プロデューサー・舞台演出・演技講師・コラムニスト・脚本家・作家。2001年、制作会社に所属。同年、声優・女優デビュー。2003年、制作タレント養成事務所を設立。代表取締役に就任。PlayStation 2用ゲームソフト「龍が如く」の音響制作とキャスティングを担当。FM葛飾でアシスタントパーソナリティを担当。2005年、秋葉原メイド喫茶ブーム発起のプロデュースを手掛ける。アイドルとしての活動中に交通事故に遭い、引退。2013年、芸能活動を再開。手掛けたディナーショーが1年間のロングランを記録するなどプロデューサーとして頭角を現す。「本物の海外英語で日本映画を作ろう!」のプロモーションを担当。動物愛護団体「Home to esteem the life 命を尊ぶ家」理事、シェルター所長に就任。

 

 

佐久間京子(さくま・きょうこ) 事務局長

 

1968年、大阪府生まれ。 関西大学在学中は演劇研究部「学園座」に所属。1990年、卒業と同時に劇団「ランニングシアターダッシュ」旗揚げに参加。1997年には当時小劇場演劇の登竜門として知られた「パルテノン多摩小劇場フェスティバル」においてグランプリを受賞し、以降は大阪、東京を合わせて1回の公演で常に数千人の観客を動員する劇団となった。2005年の解散まで、看板女優として活躍。小学生から老婆まで変幻自在の演技力を武器に、劇団内はもとより外部出演先での主演も多数務めた。近年は活動の場を映画に移し、俳優としての役割のみならず、制作全般に関わる活動を行っている。